開放病床 共同診療

開放病床とは

かかりつけの開業の先生が患者さんに対して入院加療が必要だと判断した時、当院の開放病床に入院させることにより、かかりつけの先生も当院の開放病床に出向いて当院の主治医とともに患者さんを診察、加療することができるシステムです。

通常は1人の入院患者さんに対し主治医は1人ですが、このシステムを利用することにより、患者さんにとっては「当院の主治医」と「かかりつけの先生」の2人の主治医がいることになります。

この2人の主治医が同時に共同で診療することで、患者さんにとってみれば、より綿密で安全な診療がなされることになり、なおかつ退院後も入院経過を熟知しているかかりつけの先生のもとへ受診できることになります。

開放病床入院手続きは、かかりつけの先生が行ってくれます。

なお、かかりつけの先生が当院に来院して当院医師と共同診療した時は、その都度若干の診察費がかかります。

開放病床を利用される医師の皆様へ

■開放病床の利用について

当院の開放病床を利用した場合、開放型病院共同指導料が算定できます。地域の医師または歯科医師であればどなたでも利用できますが、手続き上、登録をお願いしております。医療事故については、原則として、当院および医師会の紛争委員会で対応する予定です。また、開放病床への入院が長引く場合は2ヵ月がめどで、一般病床に移っていただく場合がありますのでご了承ください。開放病床を利用せずに患者さんを当院へ紹介して入院治療を依頼することは今までどおりです。 

■開放病床を利用するときの手順

患者に開放病床入院について十分な説明を行い、患者さんの同意を得ての利用をお願いします。その時に診療情報提供書を発行すれば情報提供料も算定できます。

■開放病床に自分の患者を入院させた場合

治療上(特に急変時の対応など)の責任の問題などから、特に依頼 がない場合は当院の医師を主治医とし、登録医を副主治医とさせていただきます。自分が主治医となることもできますので、その場合は申し出てください。患者 さんが入院中に、副主治医として患者さんを診察された場合、開放型病院共同指導料が算定できます。算定には、所見や指導内容等をカルテや指導票に記載する ことが必要です。

■開放型病院ご利用方法概略

開放型病院ご利用方法概略

入院・退院手続き

■入院・退院手続き

【入院手続き】

  1. 入院申し込み‥‥当院医師が対応いたします。
  2. 患者さんへの説明(登録医師にて)‥‥患者さんに当院来院日を伝え、共同指導料(I)についてご説明ください。また、患者さんに必要な書類をお渡しください。診療情報提供書には開放病床利用の旨をお書きください。
  3. 情報交換‥‥当院担当医師と情報交換を行い、来院日などを決定してください。

【退院手続き】

  1. 退院日について‥‥退院は登録医師と当院主治医が協議いたします。
  2. 退院時サマリー‥‥退院時の整理は、登録医師と当院主治医が共同で行い、退院サマリー作成は当院担当医師が行います。

■開放病床来院時の手順

  1. 開放病床ご訪問の時間帯は制限しておりません。ご来院前に連絡いただければ幸いですが、突然のご来院でも結構です。
  2. 病室を確認し、白衣を着用してください。白衣が必要な場合はナースステーションのスタッフへお申し出ください。
  3. カルテ記載(共同指導内容)‥‥共同指導票にサインをしてから診療内容を記載してください。病院用共同指導票は患者さんのカルテの裏ポケットにはさみ、登録医用複写はお持ち帰りください。共同指導票はナースステーションに常備しております。看護師にお申し出ください。
    * 注意:退院に関する指導を行った場合、その旨も合わせて指導票に記載してください。
     指導票記載漏れの場合、点数が取れない場合がありますのでご注意ください。
  4. 帰院‥‥先生ご自身の医院のカルテへ診療指導内容を記入もしくは共同指導票の複写を貼ってください。
    (両院のカルテに共同指導の旨を記載する必要があります。)

■開放型病院共同指導料について

「開放型病院共同指導料」は、紹介の医師と当院の担当医が共同して、診察、治療、指導等を行った日に1日1回に限り、算定できます。
(ただし退院時共同指導加算料は1回の入院について1回限りの算定となります。)
開放型病院共同指導料(I)の自己負担金が発生した場合、当院にて領収書を発行し、後日相当額を持参します。

紹介元医療機関
1日あたり1割負担で220円、同2割で440円、同3割で660円
当院
1日あたり1割負担で350円、同2割で700円、同3割で1050円

※ご不明な点がございましたらスタッフへご遠慮なくお尋ねください。